[フリーランスの営業活動]1年間の売り込みの結果

[フリーランスの営業活動]1年間の売り込みの結果

2020年3月22日

こんにちは。ウリボウです。

昨年9月のブログ、[フリーランス開業1周年!]仕事を得るために何をしたか?で仕事を得るためにどんなことをしたかについてお伝えしました。ちなみに以下が実際に行ったことです。

  • ホームページを開設
  • 地元の相模原市の創業セミナーに参加
  • 異業種交流会に参加
  • クリエイター交流会に参加
  • クラウドソーシングサイトに登録
  • 主婦向け在宅ワークに登録
  • 直営業

この中で一番仕事に結びついたのが直営業、つまり売り込みだったのですが、今回はその具体的な成果をまとめます。

2019年4月~2020年3月までの営業実績

  • ポートフォリオ・経歴書を送付した企業:76社
  • 76社のうち前向きな返信があった企業:18社
  • 18社のうち実際に仕事の依頼がきた企業:10社
  • 10社のうち継続して依頼がきている企業:6社

いきなり数字を挙げてしまいました。一般的に見てこれが良いのか悪いのか、他の人と比べたことがないのでわかりません。でも1年でアプローチした企業が100社以下は少ないでしょうね。自分の経験が役に立つであろう分野を絞っていくと、アプローチできる範囲が狭くなるので仕方ないのですが。

それでは実際に仕事に繋がるまでの流れを見ていきましょう~!

営業の第一段階:ポートフォリオ・経歴書の送付

まずはポートフォリオ等を送付する企業を探すところから。私は紙媒体のデザインが専門なので「チラシ、パンフレット、カタログ、ロゴマーク等」の制作をしている企業をインターネットで検索します。さらにその中から「“外部”デザイナーを募集」している企業をピックアップします。

“外部”というのは、正社員等の直接雇用ではなくあくまで提携先ということですね。“外部”デザイナーを募集していない企業にアプローチしても相手にされなかったので、ここは要チェックポイントです。

ちなみに“外部”デザイナーを下請けと考える人もいるかもしれませんが、取引先とはあくまで対等な関係ですよ。

次にピックアップした企業の制作実績や業務内容を確認し、自分のこれまでの経験から条件が合いそうな場合は先方の問い合わせフォーム等からコンタクトを取ります。この時に簡単な自己紹介と得意分野、ポートフォリオ・経歴書のダウンロードURLを書き添えます。

さて、ここまでで第一段階は終了です。そして残念なことにほとんどはこれで完全終了となります。。。完全終了の場合、基本的にお断りの連絡も来ません。おかげさまでスルーには慣れました。稀にしっかりしたお断りメールをいただくと「きちんとした会社だなー」と、その企業の好感度がアップするくらいにはメンタルが鍛えられてます。

営業の第二段階:面談等で詳細を確認

応募先の企業から前向きなお返事をいただいた場合、「一度会ってお話しましょう」と面談の流れになることが多いです。遠方の場合は電話やメールでやりとりすることもあります。

面談以外のパターンでは「良い案件があったときは連絡します」という連絡が来る、「当社の提携デザイナーに登録させていただきます」があります。こちらのパターンは社交辞令かと思っていたのですが、半年後くらいに本当に仕事の依頼がきたことがあるので可能性はゼロではないです。期待を持って良し!なのです。

営業の第三段階:業務委託契約書の取り交わし

私の経験では面談した企業からはすぐに具体的な仕事の話をいただくことが多いです。なので、面談まで行けるかどうかが営業活動の鍵になると思います。

仕事が決まったら業務委託契約書の取り交わしをします。フリーランスと業務委託契約書を交わしたことがないという企業は多いですが、こちらからお願いして断られたことはありません。また、先方から業務委託契約書を提示されることもあります。

私は、業務委託契約書はクラウドサインというWeb上で締結するサービスを利用しているのですが、クラウドサインの形式がNGという企業もありますので、その場合は通常の製本式で業務委託契約書を作成するか、先方の指定する方法で契約を取り交わします。

クラウドサインについてはこちらのブログ、契約書の締結にクラウドサインを利用しています。で詳しく書きましたので、よかったら読んでみてくださいね。

営業の第四段階:リピートに繋げられるか

無事に契約が済んだら仕事が始まりますが、企業からしたらまだ半信半疑だと思うのですよ。デザイナーが送ってきたポートフォリオを見ても、それが自社の仕事にどう活かされるか未知数なわけで。だから1回目の仕事の成果は本当に重要です。デザインの品質そのものだけでなくコミュニケーションや相性なども見られていて、総合的に良ければリピートに繋がっていくのだろうと思っています。私はまだまだ総合力の底上げをしていかないといけませんね。

月並みな表現になってしまいますが、営業して仕事をいただいたところがゴールではなくて、そこからがスタートなんですよね。信用はすぐには得られないものなので一つずつ積み上げていくしかないです。

まとめ

以上、ウリボウデザインの2019年4月~2020年3月までの営業活動報告でした。直営業のポイントはまず面談まで行けるかどうか。私の場合はフリーランスのデザイナーと“外部”で提携したい企業、自分の経験がマッチする企業に絞り込んでアプローチすることが成功率を上げることに繋がっていると思います。

そして1回の仕事で次に繋げられるかどうかについては、真摯に仕事に取り組むのは当たり前ですが、デザインスキルやコミュニケーションスキル等を総合して相手の期待値を少し上回ることが重要だと思っています。これからも地道に進んでいきます。

それでは今日はこの辺で。